部材 | 使用数量 (1リング当たり) |
寸法(mm) | 重さ(参考重量) |
A型 | 3ピース | ![]() |
725kg |
B型 | 2ピース | 732kg | |
K型 | 1ピース | 231kg | |
合計6ピース | 外径3,800mm内径3,500mm | 3,870kg |
部材 | 使用数量 | 寸法(mm) | 重さ |
鋼製刃口 | 二分割品 | 外径3,864mm 内径3,840mm |
3,265.4kg (運搬組立用金物含む) |
部材 | 使用数量 | 寸法(mm) | 重さ |
鋼製天蓋 (XG24) | 二分割品 | 外径3,900mm | 734.4kg (昇降口付) |
弊社のRCセグメントはシールド工法で用いられるセグメントを製造し、その知識及び実績が非常に豊富な専門工場にて製作されています。
厳格な管理のもとに製造・管理が行われておりますのでRCセグメントの品質には万全を期しております。
項目 | 工法の特色 | |||
RCセグメント | ライナープレート | |||
基本構造 | 材料 | コンクリート製(内径Φ3.5m) 厚 15cm , H=90cm 6分割 | 鋼材(亜鉛メッキ品) 厚 2.7~4.5mm , H=50cm 7分割 | |
重量 | 1リング当たり約3.9t(H=90cm) m当たり4.33t | 1リング当たり0.3t(H=50cm) m当たり0.7t (バーチカルスティフナー、補強リング含む) | ||
工法 | ・部材の組付作業を鋼製刃口内にて行う。部材はクレーン等で吊り下げて下段より順次組付け(逆巻工法の場合) ・「掘削→ジャッキにて鋼製刃口を先進→組付け」一連の作業を繰り返す |
・ライナープレートにて土留めを行いながら掘削を行う。分割された部材は井内にて組立てる | ||
耐久性 | 対土圧強度 | 1リング組み立て終わると設計断面となるため、偏土圧に対して強度が高く座屈しづらい | バーティカルスティフナー及びラテラルストラットは最後に取り付けるため施工中の偏土圧に対する強度は低い | |
長寿命 | 部材厚が15㎝あるため腐食や破損に強く耐酸性が高い。強酸性地域には金属露出部分に重防食塗装を施し防食性能のアップも可能 | 鋼製のため腐食に対しては劣る。ただし溶融亜鉛メッキ加工により耐酸性の強化は可能 | ||
施工性 | 準備工 | 各部材の重量があるためヤードの確保と搬入路もしくは索道架設が必要となる | 各部材は軽量のためヤード及び搬入路の確保は容易であり、あらゆる現場条件に対応可能 | |
安全性 | 掘削作業 | 「ジャッキによる刃口沈下」と「掘削」を交互に行うため地山露出を最小化できる | 掘削時には地山が露出し、さらに組付のための余掘りを一定程度確保する必要がある | |
組付作業 | 組付作業はすべて鋼製刃口内部で実施するため孔壁崩壊に伴う事故リスクが大幅に軽減できる | 作業員が露出した地山に向かい作業を行うため崩壊性地盤の場合は事故のリスクが高い | ||
スピード(工期) | 組付けに当たり、組付面の整合に多少の時間を要する。ボルト数が少ないため組付自体は早い | 総じて軽量で取り扱いが容易であり準備工や施工期間が短い | ||
工法特徴/適する現場 | 施工箇所の地質・条件が 「崩壊の可能性がある地盤」 「災害発生後の攪拌された状態」 「ボイリング・ヒービングのリスクが高い」 で、施工管理で安全リスクが高い場合はRCセグメント型集水井が適している | 施工箇所の地質条件が 「自立する地盤」 「偏土圧が低い」 「活動が安定した地すべり地」 の場合はライナープレート型集水井が適していると言える |